「日本に住んでいるのに、うちの子には”居場所”がない気がする」――インターナショナルスクールに通う子や、海外にルーツのある子を育てるご家庭から、静かに、でもよく聞くお悩みです。学校ではみんなと少し違い、日本の地域社会にもすっと入りきれない。どちらの世界にも片足ずつで、「自分はどこの子なんだろう」と感じてしまう。この記事では、なぜそれが起きるのかを研究データも交えて整理し、子どもが「ここにいていい」と思える居場所のつくり方を、正直にお話しします。
「居場所がない」と感じる子は、めずらしくない
まず知っておいてほしいのは、これがお子さん個人の問題ではないということです。国をまたいで育つ子ども(サードカルチャーキッズ=TCK)を対象にした調査では、社交的で適応力が高い子でも、大人になってから6割以上が「慢性的な孤独感」を報告したという結果があります(TCK Training・2021年)。複数の文化のあいだで育つ子は、どの集団にも”完全には属しきれない”感覚――研究者が「周辺的な帰属(marginal belonging)」と呼ぶ状態――を抱えやすいのです。

日本で暮らす海外ルーツの子どもについても、研究では孤立や引っこもりにつながりやすいことが指摘されています。大切なのは、これは”甘え”でも”性格”でもなく、環境がそうさせているということ。だからこそ、環境を少し整えるだけで、大きく変わります。
なぜ「日本にいるのに」居場所を感じにくいのか
- 学校が”別の世界”になりやすい:インター校では英語中心の生活圏ができ、放課後も同じコミュニティで完結しがち。日本の地域の子と接点が生まれにくい。
- 言葉の壁で、近所の同世代とつながれない:読み書きはできても「話す」に自信がないと、日本の子との会話に入っていけず、距離が縮まらない。
- 「どっちつかず」に感じてしまう:学校では”日本っぽい子”、日本の場では”インターの子”。どちらでも少数派で、まん中で宙ぶらりんになりやすい。

居場所をつくる3つの要素――研究がしめすもの
では、何があれば子どもは「ここにいていい」と感じられるのでしょうか。TCKの「立ち直る力(レジリエンス)」を調べた研究では、友達や学校への満足感・あたたかい家庭・”自分はこの仲間の一員だ”という帰属感が、他のどんな要因よりも強く子どもを支えることがわかっています。整理すると、居場所には次の3つが効きます。

- 安心して話せる同世代の仲間:先生や親ではなく、”横のつながり”。友達がいると感じられることが、帰属感の土台になります。
- 共通の言葉:同じ言葉で笑い合えること。日本語で通じ合えると、「自分もこの世界の一員だ」という感覚が生まれます。
- 受け入れられる場:多数派に合わせなくていい、”違い”がふつうの場所。ここでなら、ありのままでいられます。
言葉は、居場所への”橋”になる
この3つに共通して効くのが、じつは「日本語で話せること」です。日本語が”通じ合う言葉”になると、日本に住む同世代とつながれる。つながれると友達ができ、友達ができると「ここにいていい」と感じられる。言葉→つながり→居場所という橋がかかるのです。逆に、読み書きだけできても「話せない」ままだと、この橋はかかりません。だからこそ、居場所づくりの入口として“話せる日本語”が大きな意味を持ちます。
ともだちじゃぱんが「居場所」になれる理由
① グループだから、”横のつながり”ができる
ともだちじゃぱんは1対1でも自習でもなく、少人数グループ。先生と生徒だけの縦の関係ではなく、子ども同士の”横のつながり”が生まれます。「勉強する場所」ではなく「友達に会いに行く場所」――だから続くし、そこが居場所になります。
② 相手は「日本に住む同世代」――同じ言葉で通じ合える
つながる相手は、姉妹校 NIJINアカデミー(在籍800名超)の日本に住むリアルな同世代の子どもたち。海外で育つ子が、日本の同世代と日本語で笑い合える。「自分もこの輪の一員だ」と感じられる関係が、画面の向こうに生まれます。

③ “違い”がふつうの、子ども特化の場
いろんな国・環境で育つ子が集まる場なので、「みんな少しずつ違う」があたりまえ。会話レベル別で子ども特化だから、人見知りの子も安心して入れます。多数派に合わせる必要がない場所でこそ、子どもは自分の居場所を見つけます。成長のものさしは点数ではなく「ともだち、何人できた?」。月24,800円の通い放題です。

よくある質問
人見知りで、新しい場所が苦手な子でも大丈夫ですか?
大丈夫です。最初は聞いているだけでも構いません。会話レベルの近い仲間と少しずつ慣れ、友達ができると「自分もいていいんだ」という安心が生まれます。安心できる場であることを、いちばん大切にしています。
日本語がまだ話せなくても参加できますか?
はい。会話レベルでクラスを分けているので、初心者は初心者の仲間と始められます。「話せないから入れない」ではなく、「ここで話せるようになる」場所です。会話できるまでの期間もご参考にどうぞ。
インター校に通っていても意味がありますか?
はい。学校の授業だけでは、日本に住む同世代とつながる機会はなかなか生まれません。インター校の日本語の授業だけで足りるかもあわせてご覧ください。学校とは別に”横のつながり”と居場所を持てることが、子どもの支えになります。
▼ 居場所づくりの第一歩は「日本人の友達」 → インター校の子が日本語で友達をつくる方法
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