日本に引っ越してきた。お子さんは素敵なインターナショナルスクールに通い、世界中の友達に囲まれ、英語でいきいきと過ごしている。でも、多くの駐在・国際結婚のご家庭が静かに抱え、なかなか口に出せない悩みがあります。──うちの子、日本に住んでいるのに、日本人の友達が一人もいない。

もし心当たりがあるなら、それはあなただけではありません。そして、お子さんのせいでもありません。解決のヒントは、もう一つ文法アプリを足すことよりも、ずっとシンプルで、ずっと楽しいところにあります。この記事では、「日本にいる」のになぜ日本人の友達ができないのか、よくある解決策がなぜ子どもには続かないのか、そして本当にお子さんがつながるために何が効くのかを、順番にお話しします。
なぜ「日本に住んでいる」だけでは日本人の友達ができないのか
本来なら簡単なはずなのに、と思いますよね。ここは日本なのに、なぜ子どもに地元の友達ができないのか。理由は、静かにいくつも積み重なっています。
- インター校という「バブル」。授業も先生も友達も、ほとんどが英語。多くの良さがある一方で、日本の子どもと日常的に接する機会はほとんどありません。
- 言葉の壁は、双方向。日本の子は英語を話すのが恥ずかしい。お子さんはまだ、きっかけをつくる日本語を持っていない。だから、どちらも最初の一歩を踏み出せません。
- 生活が英語で完結する。週末の活動も、遊びの約束も、習い事も、同じ言語が通じる駐在コミュニティの中で完結しがちです。
どれも、失敗ではありません。ただの「日常の引力」です。放っておくと、なかなか変わらない。だからこそ、何年も日本で暮らしながら、お子さんに同世代の日本人の友達が一人もできないまま、というご家庭が驚くほど多いのです。

よくある解決策が、子どもには効かない理由
多くの親御さんが、まず次のどちらかを試します。どちらも、子どもにとっては見落としがちな弱点があります。
語学アプリ
Duolingoのようなアプリはよくできていて、子どもも最初は楽しみます。でも、連続記録(ストリーク)は友情ではありません。画面の向こうに待っている人はいないし、ポイント以外に戻ってくる理由がない。だからアプリは静かにホーム画面の隅に追いやられ、習慣は消えていきます。
1対1のオンライン家庭教師
italki・Preply・Native Camp、そして国内の1対1オンライン日本語レッスンも、とても優れています。──ただし、大人にとっては。これらは「先生1人+生徒1人」を前提に設計されています。やる気のある大人には効率的ですが、子どもにとって、画面の前にひとり座って大人の先生と向き合う時間は、結局もう一つの「レッスン」です。そして、いちばん大事なのはここです。
チューターは、友達ではありません。1対1は語彙を増やせても、お子さんが本当に求めているもの──「仲間」──は与えられません。
子どもは、ほかの子がいるから続けられます。足りなかったのは、語彙ではなく、居場所としての「グループ」だったのです。

本当に効くのは「友達が先、言語は後」
順番を逆にすると──友達が先、言語は後にすると──すべてが変わります。「いつか人と話せるように日本語を勉強する」のではなく、「人と過ごしているうちに、日本語が後からついてくる」へ。子どもにこれが効くのは、3つの理由があります。

- 1対1ではなく、グループ。少人数のクラスで、ほかの子と笑い、遊び、話す。間違いは赤ペンで直されるものではなく、一緒に笑えるもの。だから子どもは毎週また来たくなります。
- 同世代の、日本に住むリアルな日本の子。これは、アプリにも家庭教師にもほぼ提供できない部分です。お子さんは日本について学ぶだけでなく、いま日本で育っている本物の友達ができます。
- 言語は、友情の中で育つ。「これは助詞の『を』です」より、「今日、なにが嬉しかった?」のほうが、ずっと続く。会話そのものが教科書になり、子どもは「もっと話したい」から学びます。

具体的には、どうなるのか
これがまさに ともだちじゃぱん の発想です。孤立したレッスンではなく、グループと友達を中心に設計した、子ども向けオンライン日本語スクール。アプリや家庭教師との違いは、こんなところにあります。

- 姉妹校 NIJINアカデミー(在籍1,000名超)の日本の子どもたちと少人数グループで、毎日いっしょに話し、遊び、学びます。
- 授業だけではありません。メタバース校舎には部活や「いっしょに給食」があり、マンガ・ゲーム・料理など「好き」から日本語が伸びます。学びのしくみを見る →
- 成長のものさしは、テストの点数ではなく、たった一つの問い──「ともだち、何人できた?」。
- 完全な初心者も歓迎。ひらがなが読めなくても大丈夫。会話レベルでクラスを分けるので、置いていかれません。

現実的な期待値
友達はすぐにはできません。それでいいのです。人見知りの子は、最初の数週間はカメラオフでただ聞いているだけ、でも構いません。入学から1か月、友達ができなかった子が、あとでいちばん活発なメンバーになる──そんなことは珍しくありません。大切なのは、ようやく「最初の一歩が踏み出しやすい場所」があること。みんな子どもで、みんな友達をつくりに来ているのですから。
そして授業は平日夕方・週末の時間帯に行われるので、インター校の生活にきれいに収まります。これまで空いていた放課後の時間が、そもそも日本に来た理由──家族が暮らすこの国との、本物のつながり──に変わっていきます。
子ども向けの日本語を選ぶときに、見るべきこと
選択肢を比べるとき、この3つの問いが本質を突きます。
- グループか、1対1か。子どもにとっては、グループこそが友達を生み、続ける理由になります。
- 同世代の日本の子と、実際に話せるか。大人の先生との「会話練習」は、同年代との「友情」とは別物です。
- 子ども向けに作られているか、大人向けの転用か。遊び・部活・子どものペースがあるか。ビジネス日本語のドリルではないか。
この3つを満たすサービスなら、お子さんはずっと続けやすく、そして言語を「本物」にしてくれる友達ができる可能性が、ぐっと高くなります。
よくある質問
完全な初心者ですが、大丈夫ですか?
大丈夫です。ひらがなが読めなくても始められます。会話レベルでクラスを分けるので、置いていかれたり、退屈したりすることはありません。
どれくらいで日本語で話せるようになりますか?
お子さんによって違いますが、教科書ではなく会話と友情が中心なので、数か月で簡単なやりとりができるようになる子が多いです。「もっと話したい」と思えると、自信がいちばん早く育ちます。
人見知りですが、本当に友達ができますか?
人見知りの子は、カメラオフやアバターで、自分のペースで少しずつ慣れていけます。最初の1か月に友達ができなかった子が、あとでいちばん活発になることも珍しくありません。
いつから始められますか?
ともだちじゃぱんは2026年12月にパイロット開校予定です。事前登録いただくと、体験会のご案内を優先的にお送りします。
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日本の“ともだち”と日本語で関わる場として、オンライン日本語スクール(子ども向け)「ともだちじゃぱん」もあります。

