「駐在に来てから、子どもが日本語を話さなくなった」「家では日本語で話しかけているのに、返事が英語や現地語になってきた」「漢字を忘れていくのが目に見えて不安」――東南アジアに帯同する家庭で、いちばん静かに進む心配ごとです。実際、「駐在 子ども 日本語 話さなくなった」「海外 子ども 日本語 忘れる」「9歳の壁」と検索する保護者は確実に存在します。この記事では、なぜ海外で日本語が止まりやすいのか、とくに「9歳の壁」で何が起きるのかを整理し、家庭でできることと、続けられる仕組みの作り方をお伝えします。結論から言えば、必要なのは特別な教材ではなく、学年相当の日本語に日常的に触れ続ける「相手」と「場」です。
なぜ駐在中に日本語を話さなくなるのか
海外に来て子どもの生活が現地校・インター校の英語や現地語に切り替わると、日本語は「家の中だけ」の言葉になります。子どもは環境に驚くほど早く適応するため、学校・友達・遊びのすべてが現地語になると、日本語は使う場面が急速に減っていきます。話す機会が減れば、出てくる言葉も減る。これは子どもの努力不足でも、家庭のしつけの問題でもなく、言語は「使う環境」で決まるという当たり前の仕組みです。
とくに見落とされやすいのが、「会話はできるのに、学齢相当の日本語が育っていない」状態です。家庭の日本語は日常会話でまわるため、親は「うちの子は大丈夫」と思いがちです。ところが、学年が上がるにつれて必要になる抽象的な語彙・漢字・文章を読み書きする力は、日常会話だけでは伸びません。ここに、次に説明する「9歳の壁」が重なります。

「9歳の壁」で、日本語に何が起きるのか
9歳前後(小3〜小4)は、言葉の発達が具体から抽象へ切り替わる時期です。「うれしい・かなしい」といった身近な言葉から、「原因・理由・立場・要するに」といった目に見えない抽象語彙を使いこなす段階へ進みます。日本の学校ではこの時期に、説明文や意見文、複雑な物語文を読み、自分の考えを文章で書く学習が一気に増えます。海外にいてこのタイミングの日本語が薄いと、次のようなつまずきが起きます。
- 話せるのに書けない:会話はできても、漢字・語彙が学年に届かず、記述で点が取れない。
- 抽象的な話が続かない:日常会話は流暢でも、理由を説明する・要約する・自分の意見を述べる、が苦手になる。
- 読書から遠ざかる:学齢相当の本が「難しい」と感じて読まなくなり、語彙がさらに増えなくなる悪循環。
- 日本語に自信をなくす:「自分は日本語が下手」と感じ、ますます話さなくなる。
逆に言えば、9歳前後の時期に学年相当の日本語を止めずに続けておけば、この壁は静かに越えられます。必要なのは、家庭の会話に加えて、同世代と日本語で話す場と、学年のペースで漢字・語彙・記述に触れる学び。この2つがそろうかどうかで、数年後の差が大きく変わります。
家庭でできること/仕組みで支えること
まず家庭でできることはたくさんあります。ただ、家庭だけで学齢相当まで引き上げるのは難しく、「場」と「相手」を仕組みで用意することが続けるカギになります。下の表は、家庭・補習校・オンライン家庭教師・ともだちじゃぱんが、それぞれ何を得意とするかを正直に整理したものです。
| 家庭だけ | 補習校(土曜) | オンライン家庭教師 | ともだちじゃぱん | |
|---|---|---|---|---|
| 日常会話の維持 | ◯ | △(週1) | △ | ◎(毎日) |
| 学年相当の語彙・漢字 | △(限界あり) | ◯ | ◯(高単価) | ◎(現役水準の先生) |
| 同世代と話す場 | × | ◯(土曜のみ) | ×(1対1) | ◎(日本の同世代と毎日) |
| 続けやすさ | △(親の負担大) | △(土曜がつぶれる) | △(予約・単価) | ◎(平日夜・通い放題) |
| 費用のめやす | ほぼ無料 | 校ごと+教材費 | 1回数千円〜 | 月24,800円(税込) |
家庭でできる基本は、日本語で話しかけ続ける・日本語の本を身近に置く・日本のニュースや動画を一緒に見ること。ただ、抽象語彙や漢字・記述は家庭だけでは学年に届きにくく、「同世代と日本語で話す場」も家庭では作れません。そこを、負担なく埋められる仕組みが必要になります。

ともだちじゃぱんが「話さなくなった」を止められる理由
ともだちじゃぱんは、国内最大級のオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」(在籍1,000名超)を運営する株式会社NIJINのオンライン日本語スクールです。ただ教材を配るのではなく、日本の同世代と毎日つながりながら、現役水準の先生が学年相当の日本語を教える――「相手」と「場」と「学び」を一度に用意できるのが特長です。
① 日本の同世代と毎日話すから、日本語が「使う言葉」に戻る
8人制の少人数クラスで、日本に住む同世代の子どもたち(NIJINアカデミーの仲間)と毎日交流します。日本語が「家の中だけの言葉」から「友達と話す言葉」に戻ると、子どもは自分から話し始めます。「勉強だから」ではなく「友達と話したいから」続く――ここが、話さなくなった子にいちばん効きます。
② 学年相当の語彙・漢字・記述を、現役水準の先生が
講師は採用合格率およそ2%の選抜。今の日本の教室を知る先生が、9歳の壁の前後でつまずきやすい抽象語彙・漢字・記述を、学年のペースで積み上げます。会話だけでは届かない「学齢相当の日本語」を、日常のなかで育てられます。
③ 平日の夜=現地の放課後に、送迎なしで続く
日本と東南アジアの時差はわずか1〜2時間。日本の先生が夜に授業をすれば、現地はちょうど放課後・夕方です。土曜をつぶさず、送迎もなく、平日の生活リズムのまま毎日続けられます。料金は通い放題で月24,800円(税込)。1期生は入会金無料で、在籍中はこの価格のままです。

よくある質問
日本語を話さなくなった子でも大丈夫ですか?
はい。話さなくなる多くの原因は「日本語を使う場がない」ことです。同世代と日本語で話す場ができると、多くの子が少しずつ話し始めます。日本語がゼロに近くても、レベルに合わせてクラスを編成するので大丈夫です。まずは無料体験でお子さんの今を見せてください。
「会話はできる」のに、なぜ学ばせる必要があるのですか?
日常会話と、学齢相当の日本語(抽象語彙・漢字・記述)は別の力だからです。会話ができても、9歳以降に必要な「読んで理解し、書いて説明する」力は、会話だけでは伸びにくいのが実情です。帰国後や将来の選択肢を狭めないためにも、学年のペースで続けることが大切です。
補習校に通えない地方でも受けられますか?
はい。ともだちじゃぱんは自宅からオンラインで参加できるので、補習校のない地方都市でも受けられます。あわせて、駐在中の国語、帰国後に間に合う?もご覧ください。
何歳・何年生から通えますか?
年長(5歳)〜高校生まで、年齢より「会話・学びのレベル」を重視してクラスを編成します。9歳の壁の前に始めると、とくに効果的です。日本語がゼロからでも大丈夫です。あわせて、補習校の代わりにオンラインという選び方も参考になります。
📚 海外駐在の国語・日本語の総合ガイド:海外駐在×子どもの「国語・日本語」完全ガイドで、補習校・帰国受験・都市別の選び方をまとめて確認できます。

