子どもの日本語をオンラインで――そう考えて検索すると、必ず出てくるのがPreplyとitalkiという2大プラットフォームです。どちらも世界中の講師と1対1でレッスンできる人気サービス。でも、「子どもに本当に合うのはどっち?」「1対1とグループ、結局どちらがいいの?」と迷う保護者は少なくありません。この記事では、Preply・italkiの料金や仕組みを2026年6月時点の公開情報で正直に比較し、子どもの日本語にとって何が大切かを整理します。先に結論を言うと、1対1が向く場面もあれば、子どもには「グループ=友達」のほうが続きやすい場面もある――その見分け方をお伝えします。
Preplyとitalkiは「1対1の講師マーケットプレイス」
まず大前提として、Preplyもitalkiも「世界中の講師の中から、自分で先生を選んで1対1で習う」マーケットプレイス型です。日本語に限らず多言語・大人中心のプラットフォームで、子ども向けの講師カテゴリも用意されています。それぞれの特徴を見てみましょう。

Preply:サブスク型でペースを「強制」する仕組み
Preplyのプライベートレッスンは1時間あたり約US$10〜50(講師により幅あり、プロ講師は50分でUS$25〜35前後が目安)。特徴は28日ごとの自動課金(サブスクリプション)で、「週に何回受けるか」を決めると自動で請求されます。週2回ペースなら月US$200〜280前後が目安。この「強制的に続く仕組み」が合う人もいますが、料金は決して安くありません。
italki:都度払いで柔軟。ただし「自分で続ける」前提
italkiはサブスクなしの都度払い。1レッスンUS$4〜25程度(30分ならUS$3〜10ほど)と1回あたりは安く、好きなときに予約できる柔軟さが魅力です。コミュニティ講師(資格不問・安い)とプロ講師から選べます。一方で決まったカリキュラムがなく、相性の良い講師に出会うまで何人か試す必要があり、続けるかどうかは本人の自己管理しだい。子どもの場合、ここが落とし穴になりがちです。

正直に言うと、1対1が向く場面もあります
うちはグループ専門ですが、1対1にも明確な強みがあります。次のようなニーズなら、Preplyやitalkiの1対1が合うこともあります。
- 試験(JLPT等)の直前対策を、短期で集中的にやりたい。
- 特定の弱点(発音・特定文法)だけをピンポイントで直したい。
- 家族の予定が読めず、毎回バラバラの時間に予約したい。
- 大人の学習者、または明確な目的を持った上級者。
逆に、「子どもが楽しく、長く続けて、自然に話せるようになる」ことが目的なら、1対1には足りないものがあります。それが「同世代の仲間」です。
子どもにとっての1対1の「3つの落とし穴」

- 友達ができない=続きにくい:相手は大人の先生一人。子どもが「また会いたい」と思う”仲間”がいないため、モチベーションが切れやすい。続かなければ、どんなに良い先生でも会話力は伸びません。
- 大人と1対1は、子どもには緊張しやすい:知らない大人とマンツーマンは、人見知りの子にはハードルが高め。同世代がいる場のほうが、最初の一言が出やすいものです。
- “安い1回”が積み上がると高くなる:都度払いは1回は安く見えても、回数を増やすほど合計は膨らみます。たくさん話させたい家庭ほど、コストが上がっていきます。
料金と仕組みの比較表
| Preply | italki | ともだちじゃぱん | |
|---|---|---|---|
| 形式 | 1対1(講師を選ぶ) | 1対1(講師を選ぶ) | 少人数グループ |
| 料金の目安 | 1時間US$10〜50/週2で月US$200〜280目安 | 1レッスンUS$4〜25(都度払い) | 月24,800円(約US$140)通い放題 |
| 友達・仲間 | ×(先生のみ) | ×(先生のみ) | ◎ 日本在住の同世代 |
| 子ども特化 | △(大人〜子ども汎用) | △(大人〜子ども汎用) | ◎ 5〜18歳・会話レベル別 |
| 続けやすさ | サブスクで強制力あり | 自己管理しだい | 友達がいるから続く |
| 向いている人 | 試験対策・短期集中の大人 | 柔軟に・安く試したい人 | 楽しく続けて友達もつくりたい子 |
ともだちじゃぱんが「グループ」にこだわる理由

ともだちじゃぱんは、1対1でも自習でもなく少人数グループ専門です。理由はシンプルで、子どもが日本語を続けて、自然に話せるようになる最大のカギが「友達」だから。
- 軸① 友達ができる:つながる相手は、姉妹校 NIJINアカデミー(在籍1,000名超)の日本に住むリアルな同世代。「友達と話したいから」日本語が出てきます。
- 軸② 日本とのつながり:海外の子は日本の友達ができ、日本にいる子も新しい友達ができる。帰国時も、祖父母と話すときも、ルーツを感じるときも、その友達が長く効きます。
- 軸③ 子ども特化:会話レベルでクラスを分けるので、初心者も先取り組も”わが子のレベル”で安心。成長のものさしは点数ではなく「ともだち、何人できた?」。
しかも月24,800円の通い放題。1対1の都度払いは「話させるほど高くなる」のに対し、ともだちじゃぱんはたくさん参加するほど一回あたりが安くなり、話す回数も増えます。子どもの会話力は「話した回数」で伸びるので、これは大きな違いです。

よくある質問
Preply・italkiとともだちじゃぱんは併用できますか?
できます。たとえば「ともだちじゃぱんのグループで友達と話して続け、試験前だけitalki/Preplyの1対1で弱点対策」という使い分けも効果的です。大切なのは、子どもが続けられる軸(友達・楽しさ)を中心に置くことです。
グループだと、自分の子が話す時間が減りませんか?
少人数なので一人ひとりの「話す番」はしっかり確保します。むしろ先生だけでなく仲間とも話すので、“話したくなる場面”が増え、結果的にアウトプット量が増える子が多いです。詳しくはどれくらいで会話できる?もご覧ください。
人見知りの子でもグループは大丈夫?
大丈夫です。会話レベルの近い少人数なので、いきなり大人と1対1で話すより、むしろハードルが低いという子も多いです。最初は聞いているだけでもOK。友達ができると自然に話したくなります。
他のサービスとの比較も見たいです。
はい。アプリやDinolingo、Outschoolなども含めた総合比較は子ども向けオンライン日本語レッスン おすすめ比較【2026】でまとめています。また、ともだちじゃぱんとPreplyを1対1の視点でさらに詳しく比べたともだちじゃぱんとPreplyのちがいもあわせてご覧ください。
italkiやPreplyの個人レッスンではなく“学校”をお探しなら、子どものオンライン日本語スクール「ともだちじゃぱん」という選び方もあります。

