広州への赴任が決まって学校を調べ始めると、まず気になるのが規模です。何人いる学校なのか。1学年に何人いるのか。結論から書くと、広州日本人学校の児童生徒数は321名(小学部257名・中学部64名)です。これは同校が令和8年4月25日の保護者説明会で配った資料に載っている数字です。そしてこの学校は2年で67名減っています。2024年4月時点の388名から、17%以上小さくなりました。この記事は、同校の公式サイト(学校案内・入学のご案内・教育方針)と保護者説明会資料に書かれている内容だけで組み立てています。
広州日本人学校の人数は321名(令和8年4月25日現在)
同校の保護者説明会資料に記載されている在籍数は次のとおりです。
| 区分 | 人数 | 備考 |
|---|---|---|
| 小学部 | 257名 | 全体の80.1% |
| 中学部 | 64名 | 全体の19.9% |
| 合計 | 321名 | 令和8年4月25日 保護者説明会資料 |
学年ごとの人数は公表されていません。ただ、小学部257名を6学年で単純に割ると1学年あたり約43名、中学部64名を3学年で割ると約21名になります。中学部は1学年20名前後という規模感です。これは「学年に何人いるか」を先に知っておきたい家庭にとって、かなり具体的な手がかりになります。

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2年で67名減った――388名(2024年4月)から321名へ
この学校の人数を語るときに外せないのが、減っているという事実です。
| 時点 | 児童生徒数 | 出典 |
|---|---|---|
| 2024年4月 | 388名 | 公開されている学校情報 |
| 令和8年(2026年)4月25日 | 321名 | 同校 保護者説明会資料 |
| 差 | -67名(-17.3%) | 2年間 |
2年で17%というのは、学校の空気が変わる規模の変化です。もともと1学年2学級だった学年が1学級になれば、6年間クラス替えがないということが起こりえます。人数の数字を「今いくつか」だけで見ると、この動きは見えません。赴任が3年なら、入学時の人数ではなく卒業時の人数のほうが子どもの体験に近い、ということです。

教職員は30人。英語講師2人・中国語講師2人・事務職員5人
同校の学校案内(2026年4月現在)には、職員の内訳がそのまま書かれています。
| 区分 | 人数 |
|---|---|
| 教職員 | 30人 |
| 英語講師 | 2人 |
| 中国語講師 | 2人 |
| 事務職員 | 5人 |
| 合計 | 39人 |
児童生徒321名に対して教職員30人。英語と中国語には専任の講師が置かれています。広州という土地柄、中国語に触れる時間が制度として確保されているのはこの学校の特徴です。
学費は入学金10,000元・授業料は月額3,700元
人数と並んで必ず聞かれるのが費用です。同校の「入学のご案内」に公表されている金額をそのまま並べます。単位は中国元です。
| 項目 | 金額 | 支払い方 |
|---|---|---|
| 入学金 | 10,000元 | 一括。銀行振込または現金 |
| 授業料 | 月額3,700元 | 学期ごとにまとめて支払い。日割り不可 |
| 通学バス代 | 月額1,200元 | 直接バス会社へ支払い |
| その他 | なし | 施設充実金や寄付金の徴収もありません |
授業料の支払いは年3回のまとめ払いです。5月に4月〜7月の4か月分、9月に8月〜12月の5か月分、1月に1月〜3月の3か月分。日割りはできません。年度の途中で赴任・帰任する家庭は、この区切りを頭に入れておくと予算が立てやすくなります。なお入学金は「一旦納入された入学金につきましては、理由の如何を問わず返金いたしません」と明記されています。

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入学の条件は4つ。中3は5月1日以降の編入ができない
同校の規則による入学資格は次の4つで、すべて満たす必要があります。
- 日本国籍を有し、親権を有する保護者と共に広州市及び近隣地域に在住すること
- 満年齢6才以上であること
- 授業を受けるのに必要な日本語の能力を有すること
- 中国に日本人として入国し、有効なビザ又は居留証を取得しているか取得手続き中であること
そのうえで注意したい規定が2つあります。「中学部3年生の5月1日以降の編入学は原則として受け入れておりません」。そして二重学籍は認められていません(編入学前に在籍校へ退学届を提出)。中3の年に赴任辞令が出た家庭は、この1行で選択肢が変わります。
編入学自体は随時受け付けており、「入学事前確認書」をメールで送るところから始まります。編入学登録のあとにバスの入会申し込み、という順番です。
年間行事――小6は西安、中2は北京へ修学旅行
同校の教育方針ページに公表されている主な年間行事です。
| 時期 | 行事 | 場所 |
|---|---|---|
| 4月 | 入学式 | 本校体育館 |
| 6月 | 小学部6年 修学旅行 | 西安 |
| 7月 | 音楽発表会 | 本校体育館 |
| 7月 | PTA主催 夏祭り | 本校 |
| 10月 | 運動会 | 本校運動場 |
| 11月 | 中学部2年 修学旅行 | 北京 |
| 3月 | 卒業式 | 本校体育館 |
西安と北京への修学旅行は、日本国内の学校では得にくい体験です。人数が減っても、この行事の中身は小さくなっていません。
場所と通学――地鉄21号線 神船駅から徒歩20分
所在地は広東省広州科学城風信路10号。広州東駅からおよそ15kmで、タクシーならおよそ60元です。地下鉄なら地鉄21号線 神船駅A出口から科学大道を西へ、風信路を右折して徒歩約20分。ただし駐車場はなく、車は校地内に進入できませんので、実際の通学手段は校車バス(月額1,200元)が中心になります。
校車バスは2018年4月に運行を開始し、2024年10月からは警備員がバスに同乗しています。
1982年に児童3名から始まった学校
同校の沿革を見ると、規模の変化が一時的なものではないことがわかります。前身は1982年10月に開校した補習授業校で、児童3名・講師1名からのスタートでした。1995年4月に日本人学校として開校し、2003年7月に現在の広州科学城の独立校舎へ移転。2015年に小学部校舎5階を増設、2024年4月に全教室へ電子黒板を導入し、2025年8月に開校30周年記念式典を行っています。
施設への投資は続いている一方で、在籍数は減っている。これが今の広州日本人学校の姿です。
人数が減ると、何が起きるのか
学校の質の話ではありません。同世代の日本語の相手の数の話です。
中学部64名を3学年で割ると1学年約21名。そのなかで気の合う友だち、同じ趣味の友だち、進路の話ができる友だちを見つける――というのが、この学校の日常です。小学部から中学部へ上がるときに人数が4分の1になるという構造も、進学のタイミングで帰国する家庭が多いことを示しています。日本語で話す相手が「クラスの20人」に固定されやすい環境だ、ということです。

ともだちじゃぱんは、日本の現役水準の教員が8人の少人数クラスを担任し、日本にいる同世代の子どもたちと同じクラスで学ぶオンラインの日本語スクールです。広州と日本の時差は1時間。学校から帰ってきたあとの時間が、そのまま日本のクラスの時間になります。学年ではなく会話のレベルでクラスを分けるので、日本人学校に通いながら「学校の外の日本語の友だち」を足す使い方ができます。
よくある質問(広州日本人学校 人数)
広州日本人学校の人数は何人ですか?
321名です(小学部257名・中学部64名)。同校が令和8年4月25日の保護者説明会で配布した資料に記載されています。教職員は30人で、ほかに英語講師2人・中国語講師2人・事務職員5人が在籍しています(学校案内・2026年4月現在)。
1学年あたり何人くらいですか?
学年別の人数は公表されていません。小学部257名を6学年で単純に割ると約43名、中学部64名を3学年で割ると約21名です。あくまで平均で、学年による偏りはあります。
生徒数は増えていますか、減っていますか?
減っています。2024年4月時点で388名だったものが、2026年4月には321名。2年で67名、17.3%の減少です。
高等部はありますか?
ありません。広州日本人学校は小学部と中学部のみです。中学部卒業後は日本の高校へ進むか、中国国内やほかの国のインターナショナルスクールへ進むことになります。
中学3年生でも編入できますか?
5月1日以降は原則としてできません。入学のご案内に「中学部3年生の5月1日以降の編入学は原則として受け入れておりません」と明記されています。中3の年に赴任が決まった場合は、早めに学校へ直接相談してください。
スクールバスはありますか?
あります。校車バスは2018年4月に運行を開始し、月額1,200元をバス会社へ直接支払います。2024年10月からは警備員が同乗しています。学校に駐車場はなく車は校地内へ入れないため、通学はバスが中心です。
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