配偶者の海外赴任に帯同して、いまは駐在妻(帯同配偶者)として暮らしている。時間も、働きたい気持ちもある。でも「駐在妻 仕事 ビザ」と検索しては「帯同ビザだと働けないらしい」という情報にぶつかり、そのまま動けずにいる——そんな方は多いはずです。
この記事では、なぜ帯同配偶者が働きにくいのか、確認すべきは「ビザ」だけでなく「配偶者の会社の規定」「税務・扶養」の3つであること、誰に何を聞けばよいかを整理し、確認が取れた方が選べる在宅の選択肢まで紹介します。
この記事は、現役の先生が集うオンライン日本語スクール「ともだちじゃぱん」が、帯同中の働き方を、断定を避けて正直に解説します。

駐在妻が「働きたいのに働けない」と言われる理由
帯同配偶者に発給されるビザは、多くの場合「その国に滞在すること」を目的にした在留資格です。滞在の許可と就労の許可は別物として扱われるのが一般的で、働くには就労許可を別途申請する、就労可能なビザに切り替えるといった手続きが要る国が少なくありません。
ただし、最も誤解されやすい点として、扱いは国によって大きく違います。帯同ビザのまま就労が認められる国もあれば、就労ビザがなければ働けない国もあり、同じ国でもビザ種別や取得年で条件が変わることがあります。「駐在妻は働けない」と鵜呑みにするのも「あの人が働けたから大丈夫」と考えるのも危険で、判断材料はご自身のビザに書かれた条件そのものにしかありません。
駐妻キャリア総研の調査では「働きたい」駐在妻が約95%いる一方、実際に「仕事・収入あり」は約36%、約6割がキャリア断絶を経験しているとされます。意欲がないのではなく確認の入口が分からないまま止まっている——それがギャップの正体です。
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ビザだけではない、3つの確認ポイント(ビザ・会社規定・税務)
ビザだけをクリアしても動き出せないケースがあります。帯同中に働くか考えるときは、次の3つをセットで確認するのが安全です。
- ① ビザ(在留資格)の条件:就労が認められるのか、許可の申請が必要か、対象外か。国・ビザ種別・年によって異なります。
- ② 配偶者の会社の規定:見落とされがちですが重要です。企業によっては駐在員規程で帯同家族の就労に制限や届出義務を設けている例があり、ビザ上は問題なくても社内ルールで事前申請が要ることがあります。
- ③ 税務・扶養の扱い:収入が発生すると、扶養の判定やどの国で申告・納税するかの扱いが変わりうる場合があり、赴任先と日本の双方のルールが関係します。
本記事は一般的な情報であり、法的・税務的助言ではありません。就労の可否・扶養・納税は、必ずご自身のビザ条件、配偶者の会社規定、赴任先および日本の税務当局の情報でご確認ください。
「現地で働く」と「日本から在宅で請け負う」は何が違うのか
多くの方が「働く=現地で雇われる」の一択で考えています。実際には、現地で雇用される形と日本の事業者から在宅・オンラインで請け負う形では論点が変わりうるとされています。前者は現地の労働市場に参加する話なので就労許可が中心の論点になりますが、後者は「収入の源泉がどこか」といった別の観点が絡みます。
ただし「だから在宅なら一律に安全」とは言い切れません。滞在国が「その国の領域内で行われた労働」を広く捉える場合もあり、②の会社規定は雇用でも受託でも関係します。③の税務は在宅受託のほうが丁寧な確認を要する場面もあります。在宅という形は検討の余地を広げるもので、確認を省いてよい理由にはなりません。
働く前に確認するチェックリスト——誰に何を聞くか
- ビザの発給条件そのものを読む:手元のビザ・許可証・発給時の書面に就労に関する記載があるか。渡航前の案内一式も見直します。
- 配偶者の会社の人事(海外人事)に聞く:「帯同家族が収入を得る場合、届出や制限はありますか」を、雇用の場合と業務委託の場合に分けて質問します。前例のある質問です。
- 赴任前研修の資料・赴任者ハンドブックを読み直す:帯同家族の就労や税務の項目が書かれていることがあります。
- 必要なら専門家へ:会社が契約する移民・税務アドバイザーに家族分も相談できる場合があります。迷うときほど早めの確認が安全です。
確認できたら選べる、在宅でできる仕事
3点の確認が取れたら、選択肢は具体的になります。帯同中に検討されやすい働き方を並べます。
| 帯同中の働き方 | 形態 | 確認が要りやすい点 | 未経験の入りやすさ | 日本とのつながり |
|---|---|---|---|---|
| 現地企業でのパート | 現地での雇用 | 就労許可・ビザ種別 | 語学と就労資格の壁 | 薄い |
| 現地の補習校・日本人学校 | 現地での雇用 | 就労許可・募集の有無 | 資格・経験が問われやすい | ある |
| Webライター・データ入力 | 日本から在宅受託 | 会社規定・税務 | 入りやすいが単価は低め | 案件による |
| SNS運用・デザイン | 個人事業として受託 | 会社規定・税務・請求方法 | 実績があれば入りやすい | 案件による |
| オンライン日本語教師(ともだちじゃぱん) | 日本の事業者と在宅で | ビザ・会社規定・税務(面談で整理) | 未経験・資格なしでも入口あり | 日本の子ども・教員仲間と続く |
帯同中で現地では働きにくくても、日本の会社の仕事を、在宅・オンラインでという道はあります。ともだちじゃぱんは、海外で育つ日本の子どもにオンラインで教える先生を募集しています(未経験・資格なしからの入口あり)。 応募・お問い合わせは日本語教師・先生応募フォームから。働き方や報酬の考え方は採用ページにまとめています。

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海外で育つ日本の子どもに教えるという選択肢
ともだちじゃぱんは、海外で育つ日本にルーツを持つ子どもが「日本語で友達になる」オンライン日本語スクール(NIJINグループ)です。生徒は駐在・国際結婚・永住などの家庭の子どもで、日本人学校や補習授業校に通えない子も含みます。あなたと同じ「海外で暮らす家庭」を支える仕事です。
特徴は3つ。ひとつめは全授業オンライン・フルリモートで、海外在住のまま週1コマから関われること。時差に合わせた授業設計ができ、一時帰国や引っ越しがあっても続けやすい形です。ふたつめが未経験・資格なしでも入口があること。見るのは資格より「対話型・子どもの主体性を尊ぶ教育観」で、現役教員コミュニティ「授業てらす」(累計1,200名超)を母体に研修があります。みっつめは授業以外のジョブも選べること(WEB・広報・進路など)。
報酬はテーブルを公開し、生徒数や関わり方に連動します。例として副業スタートで月10万円〜、在宅中心で月25〜30万円という関わり方もありますが、これはあくまで例であり、金額を保証するものではありません。実際、最初に口にされるのは金額ではなく「“ありがとう”と言われた」という言葉です。詳しくは海外在住のままオンライン日本語教師として働くを、現地の日本人学校を検討中の方は日本人学校の教員という選択肢もご覧ください。
正直に:向く人・大変な面
向いているのは「子どもと関わるのが好き」「完璧でなくても、まず確認して一歩進める」という方です。大変な面も書くと、最初は授業準備に時間がかかり、時差によっては早朝や夜の授業になります。そして最大の注意点は、始める前にビザ条件・会社規定・税務の3点をご自身で確認いただく必要があること。私たちが代わりに判断はできませんが、何をどこに確認すればよいかの整理は一緒にできます。
よくある質問
帯同ビザでも働けますか?
国により、また同じ国でもビザ種別や取得年により扱いが異なるため、一律にはお答えできません。判断材料はご自身のビザに記載された条件です。必ずビザ条件・配偶者の会社規定・税務をご確認ください。
日本の会社から在宅で請け負う形なら、確認は要りませんか?
いいえ、必要です。現地で雇用される場合とは論点が変わりうるとされますが、「在宅なら一律に安全」とは言えません。滞在国の考え方、駐在員規程、税務の扱いはいずれも別途の確認が要ります。
日本語を教えた経験がありません。それでも応募できますか?
できます。未経験・資格なしからの参画を歓迎しています。研修と現役教員コミュニティ「授業てらす」のサポートがあり、資格より「子どもと対話できる人柄」を大切にしています。
確認したうえで、帯同中の時間を活かす。
ビザ・会社規定・税務を確認したうえで、海外にいながら日本の子どもの日本語を支える働き方があります。未経験でも研修と仲間がいます。まずは話を聞くだけでも大丈夫です。
採用の詳細はともだちじゃぱんの採用ページを、先生になるまでの流れは先生になるにはもあわせてどうぞ。



