「アメリカ駐在から帰国するけれど、英語はぐんと伸びたのに、子どもの国語は大丈夫だろうか」「現地校ではよく話すのに、日本語の漢字や作文になると急に手が止まる」――北米から本帰国する家庭が、帰国が近づくほど強く感じる不安です。実際、「アメリカ 帰国 子ども 国語」「英語 得意 国語 苦手」「アメリカ 帰国子女 日本語」と検索する保護者は確実にいます。この記事では、なぜ英語圏からの帰国はとりわけ国語で差が出やすいのかを地域構造から整理し、補習校・オンライン家庭教師・オンラインスクールを正直に比較したうえで、「英語も維持しつつ国語も学年相当で」という欲張りな願いをかなえる続け方をお伝えします。結論から言うと、カギは帰国前から、海外にいながら、学年相当の国語を止めないことです。
英語圏からの帰国は、なぜ国語がいちばん手薄になるのか
ここには地域による構造の違いがあります。北米・欧州・大洋州(オーストラリアやニュージーランド)に赴任する家庭の多くは、子どもを現地校やインターに通わせ、日本語は土曜の補習校で補うスタイルです。平日はまるごと英語の世界。だから英語は自然に伸びます。一方でアジアの大都市には日本人学校があり、日本の教科書で毎日学べるため、国語は保ちやすい代わりに英語などの武器が育ちにくい――ちょうど対称の構図です。英語圏に暮らす家庭は、この構造上日本語=国語が最も手薄になりやすい側にいます。
しかも「うちの子は英語も日本語もペラペラだから安心」と思っていると、帰国後に思わぬ落とし穴があります。日常会話(生活言語)と、教科書を読み記述で答える力(学習言語)はまったく別ものだからです。
「話せる」と「学年相当で読み書きできる」は別もの
言語教育の研究では、日常会話で使う力(BICS=生活言語)はおよそ2〜3年で身につくのに対し、教科の学習に使う力(CALP=学習言語)は5〜7年かかるとされています。英語圏で暮らす子は、英語の生活言語が先に伸びて一見バイリンガルに見えても、日本語の学習言語(教科書の語彙・抽象的な概念・記述で説明する力)が空白のままになりがちです。両方の学習言語が中途半端になると、どちらの言語でも深く考えにくくなる「ダブルリミテッド」のリスクも指摘されています。
とくに小学3〜4年生は、学びが「具体」から「抽象」へ移る「9歳の壁」の時期。日本の学校は学年ごとに学ぶ漢字が決まっていて(教育漢字は小学6年間で1,026字)、海外でこのペースが止まると、帰国時に漢字・語彙・記述に数か月〜1年分の空白が生まれます。英語では堂々と発表できるのに、日本語の作文になると数行で止まる――英語圏帰国の子にいちばん多いつまずきが、これです。逆に言えば、駐在中に学年相当の国語を細く長く続けておけば、英語を犠牲にせずに帰国を怖くなくできます。

英語圏で国語を続ける、3つの選び方
アメリカをはじめ英語圏で学年相当の国語を続ける方法は、大きく3タイプに分かれます。それぞれ「英語も維持できるか」「学年相当で続くか」「友達ができるか」「時差や単価の負担はどうか」が違います。補習校は日本の教科書で学べるかけがえのない場所ですが、土曜がまるごと消え、校舎が遠い地域では通うだけで一日仕事になることも。オンライン家庭教師(TCK Workshop・EDUBAL など)は帰国受験の実績がありますが、多くは1対1・回数課金で単価が高く、同世代の友達はできません。
| 補習校(土曜) | オンライン家庭教師(1対1) | ともだちじゃぱん | |
|---|---|---|---|
| 英語との両立 | 土曜がつぶれる | 回数分だけ・調整可 | 平日短時間で英語の時間を守れる |
| 国語の学び | 学年相当・集団 | 個別最適・高単価 | 学年相当を現役水準の先生と少人数で |
| 友達 | できる(辞めると失う) | 基本できない | 日本に住む同世代と毎日つながる |
| 先生 | 保護者団体ベースの運営が中心 | 登録講師(現役帰国生の大学生が主流) | 採用率約2%・日本の現役水準の教員 |
| 時差・通学 | 片道の移動が負担な地域も | 予約制 | 時差を活かした通える時間帯・送迎なし |
| 月額のめやす | 校ごと・別途教材費 | 1回数千円〜(積み上げ) | 通い放題で月24,800円(税込) |
ポイントは、多くの選択肢は「教わる」ことはできても「友達ができない」こと。そして英語圏の家庭がいちばん気にする「英語の時間を削りたくない」という願いに、土曜まるごとの補習校は答えにくいのが実情です。補習校に通えない・続かない子へも、あわせて参考になります。
日米の時差は、じつは「通える時間帯」を生む
「アメリカと日本は14時間前後も離れているのに、日本の先生の授業に参加できるの?」という疑問はもっともです。時差は東海岸で約13〜14時間、西海岸で約16〜17時間(夏時間の時期)。けれど地球をぐるりと回るこの差が、逆にちょうどよい時間帯を生みます。日本の午前〜昼の授業は、北米では前日の午後〜夜=ちょうど放課後の時間帯。学校から帰ってきてから、日本の教室にそのまま参加できます。反対に、日本の夕方の枠は北米の早朝にあたるので、登校前の時間に組み込む家庭もあります。週末クラスも含め、生活リズムに合わせて選べます。送迎は一切なく、自宅から接続するだけです。

ともだちじゃぱんは、英語圏帰国の国語をこう支えます
ともだちじゃぱんは、国内最大級のオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」(在籍1,000名超)を運営する株式会社NIJINのオンライン日本語スクールです。マッチング型の家庭教師でもアプリでもなく、日本の学校の授業を知り尽くした現役水準の先生が、学年相当の国語・日本語を教える「学校」です。英語圏の家庭にとって、これは3つの意味で「ちょうどいい」形です。
① 平日の短時間で、英語の環境を守ったまま続けられる
時差を活かせば、土曜をまるごと使わなくても、放課後や登校前の短い枠で学年相当の国語を続けられます。英語の習い事や現地校の宿題の時間を削らずに済むので、「英語も維持しつつ国語も学年相当で」という欲張りな願いを、無理なく両立できます。

② 学習言語の空白を、現役水準の先生が埋める
講師は採用合格率およそ2%の選抜。今の日本の教室を知る先生が、漢字・語彙・記述という「学習言語」の土台を学年のペースで積み上げます。会話ができることと、教科書を読み記述で答えられることの差を埋めるのが得意です。受験専門塾ではありませんが、帰国子女の中学受験・編入で問われる国語の基礎づくりにも向いており、帰国後に受験塾へ移る際の土台になります。帰国枠の仕組みや時期は帰国子女枠とは?で整理しています。
③ 日本の同世代と毎日つながるから、帰国後の友達が先にできる
8人制の少人数クラスに担任の先生。1対1の家庭教師と違い、日本に住む同世代の子どもたち(NIJINアカデミーの仲間)と毎日交流します。英語圏から帰国する子がとくに直面しやすいのが、逆カルチャーショックと「日本の学校になじめるか」という不安。帰国する前から日本の同世代の友達ができていれば、その緩衝になります。「勉強だから」ではなく「友達と話したいから」国語が続くのも大きな強みです。料金は通い放題で月24,800円(税込)。1期生は入会金無料で、在籍中はこの価格のままです。

よくある質問
英語がペラペラなら、国語は帰国してからで間に合いませんか?
会話ができることと、学年相当で読み書き・記述ができることは別ものです。学習言語は身につくのに5〜7年かかるとされ、帰国後にゼロから追いつくのは負担が大きくなります。駐在中に漢字・語彙・記述を止めずに続けておくほうが、英語を犠牲にせずに済みます。帰国子女がなぜ国語で差がつくのかもご覧ください。
英語も維持したいのですが、日本語の時間で英語が削られませんか?
時差を活かして放課後や登校前の短い枠で通えるため、現地校や英語の習い事の時間を大きく削らずに続けられます。土曜まるごとを使う補習校と違い、平日の生活リズムのなかに無理なく組み込めます。英語環境はそのまま、国語だけを学年相当で足すイメージです。
アメリカの補習校と併用できますか?
できます。土曜は補習校で集団の学び、平日は短時間でともだちじゃぱんで国語と会話を続ける、という併用も可能です。逆に「土曜を家族に返したい」「近くに補習校がない」というご家庭は、平日のともだちじゃぱんに切り替える選択もできます。ご家庭のペースでお選びください。
帰国子女の中学受験・編入の国語対策になりますか?
受験専門塾ではありませんが、帰国枠受験や編入試験で問われる国語の土台(漢字・語彙・記述)を学年相当で積み上げます。日本の現役水準の先生が学校の学びを知ったうえで伴走するため、帰国後に受験塾へ移る際の基礎づくりに向いています。志望校特化の対策は専門塾との併用もご検討ください。
オーストラリアやイギリス、カナダからでも同じですか?
はい。北米・欧州・大洋州はいずれも現地校+土曜補習が主流で、英語(や現地語)が伸びる一方、日本語=国語が手薄になりやすい共通構造です。時差は地域で異なりますが、日本の午前や夕方の枠を使えば、放課後や登校前など通える時間帯が見つかります。まずは無料体験でお子さんの今を見せてください。

