海外から中学受験を考え、オンライン塾を探し始めた方へ。海外にいながら日本の中学受験を目指すのは、想像以上に難しい選択です。情報は日本国内向けのものばかりで、「海外からどう準備するのか」を書いたものが極端に少ないからです。
ここでは、海外から受験を考えるときに最初に決めるべきことと、オンライン塾を選ぶ際の判断軸を整理します。

最初に決めるのは「一般入試か、帰国生入試か」
ここを決めないまま塾を探すと、必要な対策がまるで変わるので必ず迷います。
| 一般入試 | 帰国生入試 | |
|---|---|---|
| 求められるもの | 4教科の学力(日本の受験標準) | 学校により英語・作文・面接など様々 |
| 海外からの難しさ | 演習量の確保が難しい | 出願資格(海外在住年数など)の確認が要る |
| 日本語の位置づけ | 国語が最大の壁になりやすい | 作文・面接で日本語力が直接問われることが多い |
※出願資格や科目は学校ごとに異なり、変更もあります。志望校の募集要項で必ず最新をご確認ください。
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どちらを選んでも、国語が効いてきます
海外からの受験でいちばん多いつまずきが国語です。理由ははっきりしています。
- 算数は言語の影響を受けにくく、現地校の学習が生きる部分もある
- 一方国語は、日常的に日本語に触れている量がそのまま出る
- 説明文や物語文を読む力は、短期間の詰め込みでは上がりにくい
- 記述問題は「書き慣れているか」が露骨に出る
そして帰国生入試でも、作文や面接で日本語が問われます。結局どちらのルートでも、日本語の土台が土台のまま残るということです。
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海外から中学受験用のオンライン塾を選ぶ4つの確認
1. 時差に無理がないか
受験期は授業が増えます。週1回なら耐えられる時間帯でも、週3回では生活が壊れます。受験学年になったときの時間割で判断してください。
2. 帰国生入試の実績があるか
一般入試の指導が得意な塾と、帰国生入試を扱ってきた塾は別です。志望校の帰国枠を知っているかどうかで、戦略の精度が変わります。
3. 模試をどう受けるか
見落とされがちですが重要です。海外から日本の模試をどう受験するのか——会場受験なのか、一時帰国に合わせるのか。受験の判断材料になるので、早めに確認しておいてください。
4. 一時帰国と長期休暇に対応できるか
夏の一時帰国、現地校の長い休み。この時期に振替や集中受講ができるかで、使い勝手が変わります。
受験勉強を始める前にやっておくと効くこと
受験対策そのものは、専門の塾にお任せするのがいちばんです。私たちはそこを担う存在ではありません。
そのうえで、実際に多くのご家庭を見ていて思うことがあります。受験勉強に入る前に、日本語で読む・話す・書くことが日常になっている子は、立ち上がりがまったく違います。
逆に、日本語を「勉強としてだけ」やってきた子は、受験期に国語で苦しむことが多いです。文章を読む体力そのものが育っていないためです。
受験を考えているなら、低学年のうちから日本語を使う時間を持っておくことが、いちばん確実な下準備になります。
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教えるのは、日本の学校の先生です。
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ともだちじゃぱんの役割
海外で育つ子のためのオンライン日本語スクールです(2026年12月開校)。日本の同世代の子と、少人数のライブ授業で一緒に過ごします。教えるのは日本の学校の現場に立つ先生たちです。
受験塾ではありません。受験の前提になる日本語の土台をつくる場所だと考えています。塾と並行して使っていただくのが自然な形です。
よくある質問
受験勉強と両立できますか?
受験学年に入ると塾が優先になるのは当然です。むしろ受験学年に入る前の期間にご活用いただくのが効果的だと考えています。
帰国生入試なら日本語は弱くても大丈夫ですか?
学校によります。英語重視の枠もありますが、作文や面接で日本語を見る学校も多くあります。また入学後の授業は日本語で行われるので、合格がゴールではないという点も考えておいてください。
いつから準備を始めるべきですか?
受験対策は志望校と時期によりますが、日本語の土台づくりは早いほど楽です。とくに国語は、あとから短期間で取り戻すのが難しい教科です。

まとめ
- まず一般入試か帰国生入試かを決める(必要な対策が変わる)
- どちらでも国語=日本語の土台が効いてくる
- オンライン塾は時差・帰国生入試の実績・模試の受け方・振替の4点で見る
- 受験勉強の前に、日本語を日常にしておくことがいちばんの下準備
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