「非常勤の掛け持ちはもう限界。日本語教師 正社員の求人を探しているけれど、東京や大阪ばかりで、地方に住む自分には選べる求人がほとんどない」——そんな行き詰まりを感じている方は多いはずです。年収も求人票のレンジだけでは判断できません。
この記事では、正社員(常勤)の実際の仕事内容、非常勤との違い、求人が都市部に集中する理由、そして「フルリモートの正社員」が成立するのかを整理します。よくある落とし穴は、月給の額面だけを見て「授業以外にどれだけの業務が乗るか」を確認しないまま決めてしまうことです。
この記事は、現役の先生が集うオンライン日本語スクール「ともだちじゃぱん」が、日本語教師 正社員という働き方の選び方と、住む場所を変えずに常勤級で働く道を、正直に解説します。

日本語教師の正社員(常勤)はどんな仕事か
正社員(専任・常勤)と聞くと「毎日たくさん授業をする人」というイメージがあるかもしれませんが、実際には授業以外の校務がかなりの割合を占めます。クラス担任、出欠や在籍の管理、カリキュラムと教材の作成、試験の作成と採点、進学・就職の進路指導、関係機関とのやり取り、説明会や広報対応など、学校を運営する仕事が幅広く回ってきます。
ここが求人票からは読み取りにくい部分です。同じ月給でも、担当コマ数と校務の量が違えば実質の働き方は別物になります。給与のレンジだけでなく「授業以外に何を任されるのか」を必ず確認してください。
非常勤との違い=安定と引き換えに増えるもの
非常勤はコマ単価で働く形なので、授業をした分だけ収入になり、時間の自由も利きます。ただし長期休暇でコマが減れば収入も減り、掛け持ちで移動時間が積み上がります。非常勤の働き方の実際は別記事で整理しています。
一方の正社員は、安定を得る代わりに前述の校務が乗ります。つまり「安定と引き換えに、授業以外の時間が増える」のが実態です。問題は、その時間が単なる雑務で消えるのか、自分のキャリアとして積み上がるのか。ここが働き方選びの本当の分岐点です。
正社員求人が東京・大阪・関西・福岡に集中する理由と、地方在住者の選択肢
正社員の求人を検索すると、東京・大阪をはじめとする関西圏や福岡、名古屋といった都市部の案件ばかりが並びます。理由は単純で、留学生が集まる日本語学校そのものが大都市圏に集中しているからです。学生の住環境やアルバイト先、進学先が揃う地域に学校が立地し、常勤の枠もそこに生まれます。
すると地方在住者は「引っ越すか、常勤を諦めるか」の二択を迫られがちです。しかし今は第三の選択肢があります。オンラインの学校で、住む場所を変えずに常勤級のコミットをする道です。海外在住のままオンラインで教える働き方も同じ理屈で成立します。
| 比較項目 | 日本語学校の正社員(常勤) | 非常勤の掛け持ち | ともだちじゃぱん(フルリモート常勤級) |
|---|---|---|---|
| 勤務地 | 東京・大阪・関西・福岡など都市部が中心。通勤前提 | 複数校を移動。エリアが限られる | 全授業オンライン。自宅から、海外在住のままでも可 |
| 授業以外の業務 | 担任・進路・書類・広報など校務が幅広く乗る | 基本は担当コマのみ。関われる範囲が狭い | WEB・広報・企業連携・進路・開発から選べる(二刀流) |
| 収入の決まり方 | 月給制。求人票のレンジ内で決まる | コマ単価×コマ数。休暇期は減る | 生徒数に連動。報酬テーブルを公開 |
| 収入の伸びしろ | 基本は昇給ペースに依存 | コマを増やすしかなく、時間の上限にぶつかる | 担当が増えるほど伸びる設計 |
| 住む場所の自由 | △ 転居・通勤圏の制約が大きい | △ 掛け持ち先の距離に縛られる | ◯ 住む場所を変えずに常勤級で働ける |
| キャリアの広がり | 校内の役職・専門性が中心 | 広がりにくく、積み上がりの実感が薄い | 母体NIJINは11事業。授業+αでキャリアが分散する |

「フルリモートの正社員」は成立するのか
結論から言えば、成立します。ともだちじゃぱんは全授業がオンライン・フルリモートで、メタバース(oVice)やZoomなどの環境を使い、8人少人数の担任制で子どもたちを受け持ちます。教室に通う必要がないので、地方在住でも海外在住でも常勤級のコミットができます。
そして肝心なのはここです。フルリモートの常勤級では、授業以外の校務が「雑務」ではなくキャリアになります。授業に加えてWEB・広報・企業連携・進路支援・開発といったジョブを選ぶ二刀流の設計だからです。運営母体のNIJINは11事業・入学900名超・教員養成1,400名超の実績があり、一つの職場に依存しないキャリアの安全性も得られます。
未経験から日本語教師の正社員を目指すルート
未経験からいきなり日本語学校の常勤に入るのは、正直ハードルが高いのが実情です。有資格者・経験者が優先されやすく、まず非常勤で経験を積んでから常勤に上がる順序が一般的です。なお資格制度(登録日本語教員など)は要件が変わることがあるため、最新は文化庁の公式情報をご確認ください。
ともだちじゃぱんは入口が違います。未経験・資格なしでも応募でき、選考では資格より「対話型で、子どもの主体性を尊ぶ教育観」を重視します。教員コミュニティ「授業てらす」(累計1,200名超)の研修があるので、週1コマから始めて段階的に役割を増やし常勤級へ進むルートが取れます。
年収・給料の考え方(レンジと校務の量で判断する)
年収は地域や機関によって条件が大きく異なるため、ここで相場を数値で断定はしません。大切なのは考え方です。求人票の月給レンジは、必ず「担当コマ数」「担任の有無」「進路や広報など授業外業務の範囲」とセットで読むこと。同じレンジでも乗る校務の量が倍違えば、実質はまったく別の待遇です。
ともだちじゃぱんは報酬テーブルを公開しており、担当する生徒数に連動して伸びる設計です。あくまで”例”として、副業スタートで月10万円〜、在宅中心で月25〜30万円、専門性を活かして月30万円台〜、フルコミットで月40〜70万円台、挑戦次第で月90〜100万円という例もあります。これらはすべて例であり、保証される金額ではありません。額が固定ではなく「積み上がる根拠が見える」ことが違いです。
正直に:向く人・大変な面
向いているのは、子どもと向き合うことが好きで、授業以外の仕事も「学校をつくる仕事」として面白がれる人です。逆に大変な面も正直に書きます。常勤級である以上、授業だけしていればいい働き方ではありません。フルリモートは自己管理が必要で、対面で会えないぶんオンラインでの信頼づくりに工夫が要ります。時差調整や機材トラブルへの対応もあり、担当が増えて報酬が伸びるまでには時間がかかります。それでも、住む場所に縛られず、授業以外の時間がキャリアとして積み上がる働き方は、都市部の求人しか選べなかった人にとって現実的な突破口になります。
地方に住んでいますが、正社員(常勤級)で働けますか?
働けます。全授業がオンライン・フルリモートなので、東京や大阪へ転居する必要はありません。パソコンとネット環境があれば、地方在住のまま常勤級で働けます。
海外在住でも応募できますか?
できます。海外在住のまま勤務でき、時差を活かして日本時間に合わせて教える先生もいます。住んでいる国を変えずに続けられるのが、オンラインの学校の強みです。
未経験・資格なしでも正社員を目指せますか?
入口はあります。未経験・資格なしでも応募でき、選考は資格より教育観を重視します。週1コマから始めて、研修を受けながら段階的に役割を広げていく進み方が可能です。
年収はどのくらいになりますか?
報酬テーブルを公開しており、担当する生徒数に連動します。例として月25〜30万円、月30万円台〜、フルコミットで月40〜70万円台などがありますが、これらは例であり保証される金額ではありません。詳しい条件は面談でご確認ください。
都市部の求人しか選べない、という前提はもう変えられます。住む場所を変えずに、担任として子どもと向き合いながら、授業以外の仕事もキャリアにする。そんな働き方に興味があれば、まずは応募フォームからお気軽にどうぞ。
採用の詳細や働き方はともだちじゃぱんの採用ページをご覧ください。収入の考え方はオンライン日本語教師の収入の解説ページもどうぞ。

