「土曜がまるごとつぶれる」「宿題が終わらない」「本人が行きたがらない」――補習校を続けるかどうかで迷っている家庭は少なくありません。やめたいと思うこと自体は、めずらしいことでも、いけないことでもありません。ただ、勢いでやめると学年相当の国語だけがぽっかり空くことがあります。この記事では、よくある5つの理由を整理したうえで、やめる前に決めておく3つのことと、離れたあとの受け皿の選び方(6つのチェックポイント)をまとめます。
※「補習校の代わりになるオンラインの選択肢そのもの」を先に知りたい方は、日本語補習校の代わりを探している方へ(送迎ゼロで学ぶ選択肢)にまとめています。
補習校をやめたい・行きたがらない――よくある5つの理由
まず、多くの家庭がぶつかっているのは次の5つです。どれも「家庭の努力が足りない」話ではありません。仕組みの側に理由があります。
- ①土曜が使えなくなる――補習校は週末開講が中心です。現地校の課外活動・スポーツ・家族の予定と正面からぶつかり、学年が上がるほど両立が難しくなります。
- ②宿題が家庭の負担になる――限られた授業時間で学年相当を進めるため、宿題の比重が大きくなりがちです。結果として平日の夜が宿題の管理で終わる状態になり、親子とも消耗します。
- ③レベルが合わない――日本の学年相当で進むため、日本語の力が学年に届いていない子には難しすぎ、逆に力のある子には物足りないことがあります。合わないのは子どもの能力ではなく、学年一括の設計との相性です。
- ④通学の距離と送迎――地域に1校しかないことが多く、片道1時間前後をかけて通う家庭もあります。送迎する保護者の週末も同時に消えます。
- ⑤本人が行きたがらない――友達関係、しかられた経験、「自分だけできない」という感覚。この段階で無理に続けると、日本語そのものを嫌いになってしまうことがあり、いちばん避けたい結果です。
海外で育つお子さまの、日本語のことなら。
ともだちじゃぱんは、海外で育つ子どものためのオンラインの日本語スクールです。日本の同世代と毎日話せて、日本の現役水準の先生が担任につく8人の少人数クラス。
🎁 ご登録の方に、「学校案内」をメールでその場でお届けします。開校の日程も、いちばんにお知らせします。
30秒・無料。ご質問は返信メールにそのままご返信ください。
やめる前に決めておく3つのこと
やめる判断そのものより、やめ方で差がつきます。次の3つだけは、離れる前に決めておくことをおすすめします。
- ①「何を手放して、何は手放さないか」を分ける――土曜の負担や送迎は手放してよいものです。一方で学年相当の国語(読み書き)だけは手放さないと決めておくと、あとで進路の選択肢が狭まりません。文部科学省は「日本語指導が必要な児童生徒」を、日常会話ができても学年相当の学習言語能力が不足している子を含む概念として定義しています。会話が成立していることは、学年相当の国語があることを意味しません。
- ②次の受け皿を決めてからやめる――空白期間は短いほど戻りやすくなります。「やめてから探す」と、探している数か月がそのまま空白になります。先に次を決めて、重ねて移るのが安全です。
- ③戻る可能性を残すかを確認する――再入学の扱い(欠員の有無・編入時期・学齢の条件)は学校ごとに違います。将来戻る可能性が少しでもあるなら、退学の前に在籍校へ直接確認してください。休学扱いが選べる場合もあります。
ここから先は、離れたあとの受け皿をどう選ぶかです。判断の軸を6つに絞って整理します。
学費・奨学金・開校日程は、学校案内(無料)でお届けします。
海外で育つ子どものためのオンライン日本語スクール「ともだちじゃぱん」(2026年12月開校)。日本の現役教員が担任する8人の少人数クラスで、同世代の友達と日本語を続けられます。
補習校の代わりに、まず「何を埋めたいか」を決める
補習校をやめる理由は家庭によって違います。だから「代わり」に求めるものも違います。選ぶ前に、自分の家庭がいちばん困っていることをはっきりさせると、失敗しません。
- 土曜の負担をなくしたい→ 平日に短く続けられる形を選ぶ。
- レベルが合わずつまずいた/退屈した→ 学年より「今の力」に合わせてくれる形を選ぶ。
- 一人だと続かなかった→ 友達・仲間ができる形を選ぶ。
- 地方で通える補習校がない→ 場所を選ばないオンラインを選ぶ。
- 帰国後の受験・国語が心配→ 学年相当の読み書きを積める形を選ぶ。
補習校の代わりを選ぶ、6つのチェックポイント
オンラインの日本語サービスは、動画教材・アプリ・1対1家庭教師・少人数スクールなど形がさまざまです。次の6点で見ると、家庭に合うものが見えてきます。
- 学年相当か:漢字・語彙・記述を「日本の学年のペース」で積めるか。会話・あいさつ止まりではないか。
- 毎日つづけられるか:週1回だけか、放課後に毎日ふれられるか。継承語は「量」で差がつく。
- 友達・仲間ができるか:一人で画面に向かうだけか、同世代とつながれるか。続く子は「友達がいる」子。
- 先生の質:日本の教室を知る先生か。採用基準が明確か。
- 費用が読めるか:回数課金で積み上がるか、定額で見通せるか。
- 時差と時間帯:現地の放課後に、無理なく参加できる時間か。

タイプ別に、正直に比べる
補習校の代わりになりやすい主なオンラインの形を、正直に並べます。それぞれに向き・不向きがあります。
| 動画・アプリ教材 | 1対1オンライン家庭教師 | 少人数オンラインスクール | |
|---|---|---|---|
| 学年相当 | 教材次第・自習前提 | 個別最適・高単価 | 学年相当を先生と |
| 毎日つづく | 続くかは本人次第 | 予約制・回数分 | 放課後に毎日 |
| 友達・仲間 | 基本ひとり | 基本できない | 同世代と毎日 |
| 費用のめやす | 月数百〜数千円 | 1時間 約7,000〜14,000円 | 通い放題 月額定額 |
| 向いている家庭 | 自律して進められる子 | 志望校特化・短期集中 | 毎日つづけたい・友達がほしい |
動画・アプリは手軽で安いぶん、続くかどうかが本人の自律に左右されます。1対1家庭教師は志望校特化に強い一方、毎日通うと費用が積み上がり、同世代の友達はできにくい。「学年相当・毎日・友達・定額」を一度に満たしたいなら、少人数スクールが合います。
OUR TEACHERS
教えるのは、日本の学校の先生です。
家庭教師でも、動画配信でもありません。日本の小中学校で子どもと向き合ってきた教員が、約2%の選抜を通って担任になります。まずは無料で、お子さまのことを相談してみてください。
無料です。お子さまがご一緒でなくても構いません。無理におすすめすることはありません。
ともだちじゃぱんが「補習校の代わり」に選ばれる理由
ともだちじゃぱんは、国内最大級のオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」(在籍1,000名超)を運営する株式会社NIJINのオンライン日本語スクールです。上の6チェックを、まとめて満たすように設計されています。
① 学年相当を、現役水準の先生が通い放題で
講師は採用合格率およそ2%の選抜。今の日本の教室を知る先生が、漢字・語彙・記述を学年のペースで進めます。回数課金ではなく通い放題の月額定額制なので、費用が読めて毎日でも続けられます。

② 平日の夜=放課後に、土曜をつぶさず毎日
東南アジアと日本の時差は1〜2時間。日本の先生が夜に授業をすれば、現地はちょうど放課後・夕方です。土曜を家族に返し、送迎もなく、生活リズムのまま毎日続けられます。地方在住で通える補習校がないご家庭でも、自宅から参加できます。
③ 日本の同世代と毎日つながるから、続く
8人制の少人数クラスに担任の先生。日本に住む同世代の子どもたち(NIJINアカデミーの仲間)と毎日交流します。補習校で失われがちな「友達」がここにあり、「友達と話したいから」続きます。1期生は入会金無料で、在籍中はこの価格のままです。

よくある質問
補習校をやめて、学年に遅れませんか?
学年相当の国語(漢字・語彙・記述)を毎日積める形を選べば、遅れは防げます。むしろ「土曜だけ」より、放課後に毎日ふれるほうが定着することもあります。大切なのは、やめたあとに学年相当を続ける場を用意することです。
帰国後の中学受験にも対応できますか?
ともだちじゃぱんは受験専門塾ではありませんが、受験国語の土台になる漢字・語彙・記述を学年相当で積み上げます。志望校特化は帰国前後に受験塾との併用がおすすめです。詳しくは駐在中の国語、帰国後に間に合う?をご覧ください。
オンラインは初めてで、続くか不安です
続く子の共通点は「友達がいる」ことです。ともだちじゃぱんは少人数クラスに担任がつき、同世代と毎日つながるので、「行きたい」が続きます。土曜負担の詳しい比較は補習校の土曜がつらいご家庭へも参考になります。
そもそも補習校と日本人学校のどちらの話なのかで、やめたあとの選択肢は変わります。制度の違いは日本人学校と補習校の違いにまとめました。



